帯広で何度か期間限定の珈琲店を営んでいた otocam さんが、いよいよ店を構えたというので行ってみた。
西21条という西帯広駅に近い方。柏林台通沿いで、雰囲気のいい佇まいなのですが、車で走っていると、初めてではそこがお店だということを見落としそう。というか見落としました(!)
入ってみると、インパクトのあるカウンターがお出迎え。
中央に鎮座する大きなウォータードリッパーに、特注の棚、それにマスターが苦労して敷いたとヘリボーン床。
少しずつ集めたというテーブルや椅子と、リメイクをしたカウンターや柱などがうまくマッチして、以前、ここにあった店の雰囲気をまったく感じさせない落ち着いた感じの空間になっている。
オーダーは、ブレンドコーヒーのニレと、
注文すると店内にホイップする音がする、ウインナコーヒー。
それに焼き菓子のショートブレッド。
ニレはこれまでと同様、ネルドリップでの抽出。深煎りの濃くありながらもそれを重く感じさせない、いい感じの珈琲で、ウインナコーヒーは、きめの細かいクリームとニレの味がマッチしてこちらもイイ。
あと、マスターが珈琲を淹れる動きが、専門店のそれ感じさせてくれるので、そういうのでも珈琲専門店の雰囲気が味わえる。
もちろんカップでも。
飲み物は何種類も用意されているのだけれど、たしかフレッシュジュースをのぞいては全てニレを軸にした珈琲とアレンジ珈琲のみ。たべものは、これも記憶が頼りだけれど、尼崎から取り寄せた焼き菓子系が中心で、何種類も用意されているけれど、ほかの種類の食べ物はなしという、まさに珈琲専門店というスタンス。
いやあ〜、珈琲好きとしてはもう少し近くに欲しい1軒という感じでした。
ところで、ここの花壇にあるコレ。
ロサ ルブリフォリアじゃないですかね?!