昔ほど頻繁には使わなくなっているサエコのマジックカプチーノという当館のエスプレッソマシン。最近でもたまにカフェラテを入れたり、ミルクフォームを作ったりと活用していたのだけど、どうやら故障させてしまったらしい。
何度か電源スイッチをオンにしてみても、オン状態をしめすランプがつかず、ボイラーの音もなってない様子。
もう購入して8年目なるこのマシンは、何度か故障や不良になったりしながら、その都度、補修をしてきたんだけど、さすがに今まで電源が入らないというのはなかった。
そもそも、使っていたら怪しい蒸気が微かに漏れたりする現象は確認していたんだけど、まあ大きな影響はなかったので、そのまま使っていたのがまずかったのか。
家電にしては十分使ったような気がするし…
さよなら、エスプレッソマシン…
こんにちは、新しいマシン!
と言って、新しいマシンを買ってもいいような気もするのだけど、マイコン制御とかでもなく、構造自体、それほど難しいものではないので、もしかして簡単になおるのではと、とりあえず最後のあがきをしてみることにした。
ただ、あまり電気には詳しくないし、こういうハード系は苦手なんだよなと思いながら、ヒューズがダメになった程度ならなんとかなるかもとカバーを開けてみたら、ガラス管の中に線が通っている、あのいかにもヒューズらしきものはない。
ヒューズ以外にも、切れているようなものも、溶けているようなものもないので、同じような事例はないかなと思ったら、同型のものには温度ヒューズがあるような人がチラホラ見かけ、図入りで説明してくれている例もあるが、どうもその構造とも少し違うみたい。
電子制御っぽいものはないし、何れにしてもボイラーの暴走を抑える仕組みか何かがやられた可能性があるかと思ってよく考えてみると、怪しいところが。
なんとなくサーモスタットっぽいもののような気がするのだけど、これを交換するのかなと思って型番を確認するために周辺をはずす前に、まずはサーモスタットについて調べてみたら、いろいろなサーモスタットの中に手動復帰型というのがあるではないか。
も・し・か・し・て。
この突起はスイッチか?と思い、引いたり押したりしてみて、仮組して電源をオンにしてみるとランプつくじゃん!
しかし金具のいくつかが錆びているし、何もしてないのに漏れてきていた蒸気とかは絶対まずかったんだろうなと再認識。
とりあえず組員に再度チェックをしてもらい合格をもらったので…
少しだけ金具を調整して、もとの場所に置いてスチームを出してみると、画像ではわかりにくいけど、しっかりでているし、前より漏れてくる蒸気の量も少ないような気がするので、一安心。
買い換えのチャンスは逃しましたが、またしばらくはエスプレッソやカプチーノをいただけそう。
「エスプレッソマシン、さよなら?」への2件の返信
全く同じ事象で困ってました。
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