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たべもの

きたのショコラティエ

棚に残っていたカカオ豆を、だーいぶ長いこと放置していたのだけれど、ふと気になって嗅いでみると、距離を置いて嗅ぐぶんにはカカオの香りを感じるが、近づいて嗅いでみるとちょーっと怪しい……。

さらに気付かなかったのだけれど賞味期限らしきものが設定されていて、それがすっかり切れているし、とは言っても捨てるのもなんだからと、ちょっと思いついた方法でチョコレートを作ってみることにした。

まずはカカオ豆を洗浄。

匂いと表面の色が気になるので念入りに水洗いしてみたら、ちょっと水分を含んでしまったんじゃないかという表面になってしまったけれど、気にしない気にしない。

焙煎は普段使っている焙煎の道具だと何らかの物質が取れなくなったら困るので、今はもう使っていない小型の電気式焙煎機に投入。

いざ焙煎と思ったら、この焙煎機の最低設定温度が160度。
だいたい120度前後で20〜30分くらい焙煎するというのを目にするし、160度というのは見たことがないような気がするのだけれど、まあ短時間焙煎でやってみるかということで時間を短いめに設定。

いざ焙煎を開始すると、腹づもりとしてはカカオ豆が、焙煎機内で踊っているイメージだったのだけれど、粒が大きく重いので、まったくもって動かないという自体に。

とはいっても開けるわけにもいかないし、動かさないと一方向からしか熱が加わらないからオーブンでやってもいっしょということになってしまうので……、本体ごとたまに振ることで対応。

とか何とかやっているうちに焙煎が完了し冷却。

うーん、こんなのだっけと思いつつ、豆の皮を取る。

本当は皮と一緒に胚芽も取るのだけれど……すっかり忘れてたけれど、後の祭り。はっはっはー。

すりつぶしたりするのは面倒なので、ハンディのフードプロセッサー(素直にバーミックスって言えや!)で粉砕。

さらに粉砕すると、フードプロセッサーの負荷がすごく熱を持つので、休ませながら続けると、なんとなくチョコレートっぽい液状のものができた。

ここに本来はカカオバターを入れるのだけれど、そういうものはないので、今回はなし。粉砂糖、スキムミルクを加えて、45度〜50度になるように湯煎で温度管理をしながら、フードプロセッサーで混ぜる。

が、ちょっとカカオ豆が多すぎたために、機械では大ざっぱにしか混ぜられないので、すり鉢に。

本来は、最初からこうすればいいのだろうなと思うのだけれど、当館にあるものが小さくちょっとやりづらいし、手作業は大変(重要)。

それでも我慢して続けてみても水分が足りないからか、なかなかうまく液状化っぽくならない。

仕方がないので、大ざっぱでもいいからフードプロセッサーでやることに。
そうすると、なんとなくそれっぽいものに。

このあと、なめらかになるように裏ごしみたいなことをするのが普通なのだけれど、そこは面倒なので今回は省略。

味見をしてみると、ちょっとチョコレートが強いので、すこしスキムミルクと粉砂糖を追加して、45度〜50度くらいにして、まぜまぜ。
本当は練りは何日もかけたりするらしいのですが、今回はそんなにかけません。

あとは、45度くらいでしばらく練って、湯煎の要領で冷水に浸し一旦27度くらいまで下げてーっていわれるけれど、まあうまくコントロールはできませんでしたが、また湯煎で30度にもっていったらー。

完成……で、いいんだよね?

あとは型に入れて冷やすだけなのだけれど、さすが当館。移している途中にもう温度がさがってさがって、移している最中に使っているスプーンにチョコの固まりができるできる。

ってなかんじで、できあがったチョコレートは熟成したほうがいいらしいのだけれど、そんなことはやってらんねえ!と、冷蔵庫にしばらく冷やしたあと食べてみたら、やっぱり焙煎温度が高すぎたのか、ちょっと煎った苦みが入ったチョコレートとなってしまいました。

まあそれでも、考えてみたらこれはこれでアリのかもな〜という仕上がりで楽しめそう(親ばか)。

と、極力手作業にならないように道具を使い続けたのだけれど、電気式焙煎機での焙煎は高温すぎるし、フードプロセッサーは液状化したカカオの負荷が強すぎるので、すぐに熱くなり連続では使用できないし、なにより時間がかかるのに、量ができないなど、なかなか思ったようには行かなかったけれど、楽しかった。

まだ残っているのだけれど、次はどうするかな〜。

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