すこし前に、中標津の市街を走っていたら、中標津に手打そば伊とうという蕎麦屋を発見。いつか来ようと言っていたのだけれど、やっとその機会ができたので寄ってみた。
入って見ると、蕎麦屋さんっぽいけれど、それほど古くない感じがする店内で、カウンター席とテーブル席、あとは小あがりがある。
店内に古い看板が掲げてあったのだけれど、以前かけていたのかなあ〜?
メニューは温かいおそばと冷たいおそば、一品メニューや飲み物があって、蕎麦のメニューはそこから蕎麦の種類が選べるシステム。
藪という中標津産そば粉を使ったものと、更科という道内産そば粉を使ったものの二種類。
ただ、単純に産地が違うというわけではなく、藪の方は外皮以外の全てを挽いて打った蕎麦で、いわゆる挽きぐるみ。100円増しの更科は、その名の通りさらしな粉で、殻や甘皮を取り除いたもの。
少しランチタイムをずらして入店したはずなのに、お店は概ね満席状態。
せっかくだから二種類の食べくらべ……は、せずに藪で、温かいおそばのごぼう天(900円)と、冷たいおそばのかしわせいろ(860円)+大盛り(200円)を注文。
お客さんが多かったせいか、ちょっと時間がかかったようだったけれど、到着到着。
サクッと揚げられたごぼう天は、蕎麦とわけて登場。
かしわせいろの方は、温かいつけ汁とともに。
せいろもそうだったのだけれど、蕎麦の食感が変わるのが結構はやいので、その変化も楽しみながらいただきました。
出汁がしっかりしているのか、ちゃんとした風味のつゆで、かしわは親鶏と若鶏の両方を使うという力の入れよう。
ハーフサイズっぽいけれど、丼ものもあったので、次の機会には、そっちも挑戦してみたいところ。
そういえば、ミシュラン北海道の一つ星店とのことでしたよ。