今日の患者様は、アカエゾマツさま。
雪に埋もれてしまって大きな枝の根元が折れたのだけれど、そのまま融雪する雪に引っ張られて他の枝もバキバキに折れてたりヒビが入ったりと、単純骨折と複雑骨折が複数あるという重症患者。
折れてから結構経っているし、とってしまうかという話が出ていたけれど、ダメでもともとということで、もどしてみるかと施術開始。
が、やってみても、枝と幹がうまくかみ合わない。
枝も重くて棒で固定するにしても、ちょっと厳しい。
ということで、思い切って枝を落としてみることに。
切り落としたところと、どうしても密着させられないところは薬剤を塗ってみて、薬剤が乾燥するまで様子見。
すっきりしたけど、アカエゾマツさま的にはいかがなものなのだろう。
桜の木は、大きなところはどこが折れたかはっきりわかるので、そこを手が届くところで、やれるところだけ削って薬剤を。
こんなのでいいのかしらと思いながら、こちらも見守るしかないのかしらん。
現場監督様も気になって仕方がない様子……
そういえば、折れた桜の枝のうち、館内に入れておいた枝は、いよいよ咲きそうな雰囲気です。
外に置いてあるやつは、まだまだですね。
桜の季節ももうすぐですねえ。