しろくま食堂でランチをして、お店を出るころには降っていなかった雪が、はらはらと降りはじめていた。
とはいっても、この日の雪は想定内。はやく釧路を離れれば大丈夫かなと思っていたので、予定の時間まで釧路のコーチャンフォーで物色していたら、出るころには
なんですか。これは。
突然、豪雪地帯気分。
北大通りも、このありさま。
今回のメインの目的を果たしたあと、さて、このあと待ち構えている吹雪を釧路でディナーでもとりながら、それが収まるまで待って帰るか、それともまだギリギリ間に合いそうなので、はやめに釧路を離れるかというところで……
釧之助で夕飯の食材を仕入れて、はやめに離れるという作戦に決定。
走り出したものの、ちょっといや予感がするなあと、念のためコンビニでサンドイッチとのみものをいくつか。
よくかき混ぜてのむというスタイルのマチカフェココア、GODIVA ホットチョコレートもどさくさにまぎれてゲットする組長。
さて準備万端と、走り出すわけですが、すでにこの状態。
対向車線は雪が積もって走りにくそうなのだけれど、自分たちの方向は路面状況はばっちり。
それもそのはず、除雪車が運良く2台も走っていてくれているので、楽々だったわけです。
ああ、これは楽だなと思っていたら、突然ナビがこの先通行止めですとのアナウンス。
よくみると今まで通れていたハズの道に通行止めのマークが。
北海道道路情報には、まだなにも記載されていないけれど、
パトカーのそれが異常事態を物語っている。
しばらくすると警察官が近寄ってきて、回り込むかこのまま待つかという説明をしてくれるので、腹ごしらえも万端だし、時間もあるのでおもしろそうだから待ってみることに。
いろいろ聞いて見ると、どうやら何キロか前方でトレーラーが立ち往生しているらしく、事故現場からかなり離れているがこの場所で足止めをする様子。
いやな予感に素直に従っておいたおかげで空腹に襲われることもなく、のんびり構えていること概ね1時間。やっと通っていいことに。
迂回しても似たような時間がかかりそうな雰囲気だったし、普段使わない上、どんな状態かもわからないので、まあこれが正解だったかなと。
ナビ上は、通行止めのところを進んでいてなんだか不思議な感じだし。
しばらく走っていると、トレーラーに遭遇。
これらに対応するためか、止まっている間、何台も大型車が通行止めの道にはいっていったのだけれど、これだけあったら納得だわ。
立ち往生しているところを抜けると、反対車線が大渋滞。
ちょうど、釧路に行く車が増える時間帯と重なったせいなのか、このあたりではまず見ない車列ができあがっていた。
これに巻き込まれたらさらにたいへんだ〜。なんて思っていたら、
自分たちの前にも渋滞が。
前には車がいないはずなのに、なんで?!とおもったら、塘路橋の細いところで大型車が対向できないらしく、自主的な交通整理が行われているためだったようで、かなり混乱している様子。
ここでもしばらく足止めされるも、しばらくすると進めたが反対車線は動く気配なし。
塘路湖に沿って3キロ程度の渋滞だった感じ。
雪の方は、塘路を抜けるころには収まっていて、標茶町にある磯分内の雪印メグミルクの工場がこの時期恒例のネオンが迎えてくれた。
しかしこの国道はなかなか止まらないと聞いていたけれど、意外な伏兵がいるもんだ。天候を侮ってはいけない……