斜里のとある場所で、とあるイベントが開催されるというので、見覚えのあるとある場所に。
4月1日で一度閉店となったオホーツクを望むパン屋さん、メーメーベーカリー!
残念ながら看板は取り外されていますが……
よく訪れたあの空間で、マコちゃんが直々に皆様にご挨拶。
ここで me-me-farewell party というイベントが、開催されるというので来てみたわけです。
ちなみにパンは販売されていなかったけれど、なんと記念トートバックが販売。
ということで、迷わずゲット。
イベントは 細海 魚 氏のライブ演奏にあわせて、奈良美智氏がライブドローイングを行うというもので、会場には細海氏のキーボードなどと、スクリーンが。
離れたところにスケッチブックらしきものがあり、その上にカメラを取り付け、それをプロジェクタで投影するような仕組みのように見える。
これで何が起きるのだろうなあと思っているうちに、どんどんお客さんが集まってきて、超満席。
さて、いざライブがはじまると想像していたものとはぜんぜん違う、ふしぎな時間がスタート。
細海魚氏のアンビエントというのかテクノというのか、独特の心地よい音楽の中で、奈良美智氏が様々な画材を使ってドローイングをしていくのだけれど、なにか1つの絵をイベントの中で作り上げる……というのではなく、たとえば語りかけたり、まったく音楽にあわせてみたり、コミュニケーションしたりということを、まるで動いている絵本のように紡いでいくという感じで進むという。
両氏は、事前にほとんど打ち合わせしていない様子に見えるのだけれど、それぞれの表現手段を使って即興で掛け合いをし、それに観客も参加していくような、音楽のライブでもちょっと味わえないような時間。
演者と観客がこの世界を理解しているからできるようなこともあったのかもしれない。なんだか、終わった瞬間にはイベントの中にいろいろな作品があったような気がしたのだけれど、思い返してみたら全体でひとつ、何かを生み出したのかもしれないなあと。
イベントがおわった後は、綺麗なロウソクが見送ってくれるサプライズ。
突然の告知だったけれど、来ることができてラッキーだったなあ。
BYE BYE ME- ME- !
IT TAN DAKE DONE!