「日曜日のそば屋 手打ちそば ささ藪」と書かれていることもある、中標津のそば屋さん。
住宅街の中にあり、店構えもこんな感じで、のぼりと
駐車場のこの看板を見落としたら、わからない……ということもなく、店のあるところまで来るとたくさんの車が駐車されているので、よくわかる。
入ってみると、民家の一部を改装したという感じの店内。
よさげな古道具や器などが並んでいたり、先日お亡くなりになった細見浩氏の版画が飾ってあったり、いろいろな資格や記事、賞なんかも。
店内にいろいろ看板があるのだけれど、凝っていたり
味わいがあったり、合理的だったり。
そば打ち用の部屋ものぞける。
研究熱心な店主は、そばに関するいろいろな活動をしていて、たびたびメディアに登場するけれど、お店が硬派で難しい感じだったら緊張するかもなあ〜と思ったら、そんなことはなく、気軽に来ることができそうな雰囲気。
さて、本題の蕎麦はといいますと。
いろいろ種類はあるのだけれど、そばの違いを味わえる、白雪(更科)と九割そば、それに芥子が練り込まれたそばの、三色そば(1000円)と、
そばせんべいにそば甘味、そしてそば豆腐がついて、意外にボリュームがあるそばは中標津産の十割そばという、日曜日限定三食のそば膳スペシャル(1000円)が、今回は寒晒しそばということで+200円。
三色は、そばの違いがしっかり楽しめ、十割ははっきりした蕎麦の味が楽しめる。そこに、さらにそばを味わうために鴨そばがき(700円)も頼んじゃったりして。
つゆは、本枯鰹節に標津産サケ節をプラスしてコクを出しているとのことだけれど、この出汁がしっかりしていて蕎麦も味わえるという感じ。
もちろんそば湯もついてきます。
ちなみに寒晒しそばは、季節限定のそばで、清流に10日間浸したあと、天日にさらして乾燥させると雑味がとれた味わいになるとのこと。
これも2013年ごろから中標津の気候をうまく利用する方法を模索中してできたそばらしいのだけれど、今年は数を用意できず4月中には売り切れてしまうみたい。
いやあ、そばも4種類味わって、そばがきも食べたら、そばのフルコースじゃーと言いたいところだけれど、このお店には平日のみの予約制で、4名以上、しかも1グループのみ限定の、そば会席というおまかせフルコースがあり、その品数は12〜13種類というのだから、驚き。
ああ、いつかオーダーしてみたいな〜。
追記:ということで、そば懐石も行ってきちゃった!
「中標津のそば屋さん、手打ちそば ささ藪」への2件の返信
弟子屈町に住んでいた時に、二回ぐらい行きました。平日の蕎麦会席 食べてみたいと思っていました。三人になりました後1人いませんか?
あと1名様〜!1名様〜!