吹雪がくるぞくるぞと言われていた日、予報よりは弱まったものの、ホワイトアウトするくらいの吹雪が到達。
そんな予報通りの展開に、何を忘れていたかというと、FF式ストーブの排気口の除雪。
普段なら軽く除雪をしてから寝るのだけれど、気づいたのが、時おりひとが吹き飛ばされそうな暴風が吹き、かつ風呂上がりでアルコールも適度にはいったあと。
一か八か、一酸化炭素中毒で逝くか。
というわけでもなく、まあ当館は隙間だらけなので、充満する前にストーブの安全装置の方がはやくはたらくだろうという考えで、そのまま就寝。
しかし、降っている雪の量よりも吹きだまってくる雪がすごい。
溜まりやすいところは、あっというまに腰の高さ以上に。
朝が来て、どうなんだろうなと思ったら、その強い風のおかげで壁際の雪は吹き飛ばされ、排気口は無事。
でも、窓も
扉も
雪が入って来ている。
さすが対ガス対策は万全の当館の隙間。
そんな吹雪も風向きのおかげで、夜みたときよりは雪のかさが減っているところもあり、
まあ除雪もリハビリ向きなラインでおさまって、まあひと安心。
まあ薪は隙間まで雪が入って埋まったりもしてるけれど。
暴風のおかげで不思議な風紋もできているところがあって、壊すのがもったいないくらい。
風さん、ありがとう。
……いや、そうでもないか。