北見で蕎麦を食べたことなかったよなあと思って探してみたら、3種類の蕎麦が選べるというお店を発見。
それが、そば切り更来(サライ)。
なんでも、美幌産抜き実の中細打ちの「美」と、そば殻を挽き込んだ太打ちの十割田舎の「黒」、そばの実の中心部を挽いた細打ち更科蕎麦の「更」の3種類らしい。
店内は蕎麦屋というよりは座敷のカフェみたいな雰囲気に近いという感じの内装。BGMもそれを思わせるような音楽が流れてる。
席につくと、水と大きめのおしぼりが出てくるのだけれど、おしぼりには北見らしく薄荷の香りが強めにつけてあって、びっくり。夏に自分でもやってみたいな〜。
オーダーは、カレーもイイらしいのだけれど、蕎麦はやっぱり冷たいのからいってみるでしょうと(そうだっけ?)
「黒」もり玉(850円)と
「美」北見かきあげ(1030円)。
どちらも大盛り(1.5倍)なので+200円。
つゆは、羅臼産の昆布と2種の鰹で出汁をとって熟成させた辛汁ということらしく、つゆ自体ちょっと濃いめ。
ちょっとつけて、ずずっといくのがお店のおすすめらしい。
十割蕎麦の方は、書いてあるとおり太め。その分、そばの風味がしっかり味わえる感じ。美幌産抜き実の方は、蕎麦の風味は十割ほどじゃないけれど、こちらも蕎麦感があって中細なのでスルっといける。
もり玉の「玉」はたまごの意味で、普通のつゆに加えて、ポカラ農園のたまごを使った温玉に絡めて食べるというものなのだけれど、これがストレートにからめるのもいいし、つゆを入れてからめるのもいいと、ちょっと新しい感じだし、またそば湯をいれたあとの味もイイ感じ。
かき揚げはサクっとしたタマネギたちの中にホタテがちりばめられたような感じ。
食後には、お茶とそばのクッキーがサービスでいただけましたよ。
クッキーはテイクアウトでも販売しているようだし、他に蕎麦を使ったスイーツもある。営業は基本、日中だけみたいだけれど、夜は予約制で蕎BAR更來としてオープンしていたりと型にはまらないユニークな蕎麦屋さんという感じ。
そうそう。あの高橋名人(16連射じゃない方)のサインもありましたよ。お店に来たのかな?!