北海道に引っ越してくる前と、引っ越した後すぐ行ったことがあったお店。和風れすとらん そば処出雲。
ここ半年くらいは観光シーズンだったせいもあっただろうけれど、いつも店の前に車やバスが止まっていて、なんだか賑わっている感じだなと思っていた。
そんな出雲が12月20日をもって閉店となるらしい。うわさ話や報道、それに店内での店員と常連さんとの会話(!)によれば、理由は賃貸契約の関係らしいけれど……
で、ある意味、思い出の場所でもあるし、最後にもう1度行ってみようと訪れてみた。
店の入り口には、このような張り紙が。
店内の柱にも張り紙。
店内は賑わっていて元気なのに、なんだか残念。
いろんな人が来店したようで、色紙もたくさん。
(はて、この渋谷駅の切り絵はなんだろう?)
もう来店するのは最後になるだろうし、よく考えてから注文しないとなとメニューを見てみたら、80種類前後の食べ物や飲み物が並んでいて、大盛りとかの選択肢もあったりして「あ〜、そうでしたそうでした、こういうタイプでした!」と、悩みながらチョイスしたのが
玉子とじそば(750円)と
カツ丼セット(1250円)!
いかにもという蕎麦屋さんのカツ丼セットで、量も自分に取っては結構ボリューミー。
食べ終わってみたら、昼食直前になんかつまみ食いしたかなと思うくらい、おなかいっぱい。
ところで、ここの蕎麦は蕎麦の実を石臼で挽いたり、製麺までしたりしていたらしい。
知らなかったな〜。
しかし団体客が来ているのかと思うくらいお客さんが来ていていたのにも関わらず、出てくるのが早いような気がした。
そういうところも、こういう蕎麦屋らしい感じで、こういう蕎麦屋さんがこういう場所から1軒なくなると、常連さんはもちろんだけど、団体さんとかは困るだろうなと思った。
話によると100席くらいあるらしく、店の奥には座敷や和風の個室があったりした、この建物は、一体どうなってしまうんでしょうか。
ちなみに、出雲自体は移転して同じ町内での再開を検討しているみたいですが、うまく再スタートできるといいですな〜。