カテゴリー
たべもの

歯医者とチョコレートの意外な関係

美幌にショコラティエがあるという。
まったくもって聞いたことがなかったので、調べてみたら、店舗があるのかないのかはわからなかったけれど、とにかく美幌に 「オホーツクショコラティエ」なるところがあるみたいなので、目指してみることに。

公式サイトに掲載されていた所在地に到着すると、ちょっと想像したものと違う雰囲気の建物が。
参考にした地図が悪かったのか読み間違えたのかと、少し、周辺を歩いてみても、雰囲気がいい川が流れているとか、民家があるとかそんな感じ。

じゃあ、やはりあの建物ではないかと思うところですが、チョコレートのイメージとはおよそ似つかわしくない看板がかかっているのです。

歯科と。

でも、ここしか考えられないので、建物に入ってみたら、入り口にチョコレートの説明が。そう、歯医者の入り口にチョコレートの説明が……

歯医者の受付で恐る恐る聞いてみると、工房の人を呼ぶので、待合室で待っていてくれと。
歯医者の待合室で……

どうやら、この扉の向こうにショコラティエがあるようなのですが、

待っていると、確かにチョコレートを持って工房の人がやってきた。

聞いて見ると、どうやら歯科に隣接した工房で、チョコレートを作っているらしく、店舗として何かショーケースとかがあったりする所ではないらしい。

チョコレートは、ひとつ税別300円からで、この工房で購入もできるけれど、インターネット販売などの通信販売や、空港やデパートの催事などで販売しているとのこと。

この店定番のチョコレートと季節やイベントにあわせたチョコレートを作っていて、視覚的にも色々なタイプのものが用意されているみたい。

もともとは、歯科の院長がお気に入りのホオズキのチョコレートを作ることが原点のようで、それからいろいろなチョコレートを増やし、オホーツク周辺を中心に地場の素材を生かしたものも積極的に取り入れているらしい。
和種のミント(あやなみ!)にエスプレッソを重ねて銀粉をかけたチョコレートや、バナナとヘイゼルナッツを掛け合わせたものとか、それらの説明を詳しく聞いてしまうと、それを買いたくなってしまうくらい、それぞれの思い入れがしっかりしている感じで、はじめてなのにも関わらず、大人買いしそうになったのですが、ぎりぎりのところで踏みとどまり、まずはということで、いくつか購入。

原点といわれるフルーツホオズキのトリュフは、美幌で特別につくられた無農薬有機栽培の食用ホオズキを1粒丸ごと使い、チョコレートで包みこんだもの。

割ってみると、層は3層だけれど、いろいろと手が込んでいた。

ところで、気になったので歯科とチョコレートの組み合わせについて聞いてみたら、昔は歯にも優しいチョコレートとかを作っていたらしいとか。

フルーツホオズキも、オーナーというか院長さんが、昔、海外で気に入ったものを地元の農家に頼んで栽培してもらったりとかしたみたいですし、どんな方かはわからないけれど、食べ物にこだわりはありそう。

に、しても、チョコレートと歯科って……そういえばテレビで、チャーリーとチョコレート工場やってましたね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。