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知床ワンデイブックス

知床のことを発進している小さな雑誌、シリエトクノートの編集部が中心となり、知床ワンデイブックスというイベントを開くという。
一箱古本市という段ボール一箱ほどの古本を持ち寄るフリマがメインのイベントなのですが、展示販売、オカリナの木製版みたいな楽器であるコカリナ演奏会、ビブリオバトルがあったり、ブックカフェ&バーや野菜マルシェまであるというんだから、行かない手はないということで…

到着っ。

斜里町にある北のアルプ美術館の敷地内にある山荘アルプという建物とその周辺で行われるのですが、周辺はこの辺りでは住宅などが多い方なのですが、美しい林の中にある空間で、それらを感じさせない。

山荘アルプ内では、いろんな人が思い思いに持ち寄った本たちを見たり会話をしたりしながら購入するという、なかなか味わえない時間を体験できたりするのですが、思わぬ本との出会いもあったりして、よい買い物もすることができた。

山の文芸誌「アルプ」の代表だった串田孫一氏の古書という貴重な本も札幌の古本屋が集めてきたものなども含めかなりの数が集まっていて、自由に閲覧、購入することができるのも貴重だったと思う。

いやあ、物欲を抑えるのが大変だった……

外では食欲を満たすコーナーとして、

開店したらあっという間に行列ができてしまったメーメーベーカリーの出張販売とか

斜里のバーのお店がカクテルやソフトドリンク、それに自家焙煎の珈琲(!)を販売していたり、

地元の農家の方がいろいろと野菜を直売していたり、

それらのお店が本を販売していたりと。

せっかくなので、木漏れ日入りの珈琲をいただきながら

メーメーベーカリーのパンで軽い(?)食事をしていたら

どこからか音楽が聞こえると思ったら、コカリナ演奏会がはじまってた。

演奏者がこういうところで演奏すると鳥の声のようというような表現をされていたと思うのですが、確かにそんな感じだったように思う。

このあとも、いろいろ買ったり、話したり、飲んだり、食べたりとして、いろいろな気持ちを豊かにしてくれるイベントでした。

ビブリオバトルとかも観戦したかったのですが、ちょっと予定があったので、それより前に斜里を離れることに。

またあったら、ここで読書でもしながらのんびり1日すごしてみたいな。

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