帯広にあるピザ屋さん、PIZZERIA 飛行船が網走の流氷硝子館のイベントに来ているというので、食べに来てみた。
ばーん。そのPIZZERIA 飛行船の新兵器、タイニーハウス型キッチントレーラー!
本拠地の店舗を離れるときは、石窯を牽引してお店を組み立てて営業するのがいままでのスタイルなのだけれど、構想と設計はいつからかわからないけれど、TINY PIZZERIA project と称して制作は昨年からこつこつとおこなっていたらしい。
そんな TINY PIZZERIA はパッと見、完成しているような感じだけれど、まだ未完成。
聞いてみるとなるほどなるほどと、納得の話がいろいろ。
トレーラー部分は特注。
その上にタイニーハウスと石窯を載せているわけなのですが、この石窯は移動中は収納できるようになっていて、営業中はこんな感じで出っ張っている。
そうやって、もう一度正面から見ると、確かにそんな感じが。
ちなみに、かっこいい計器類も飾りではなく、ちゃんと機能する模様。
見かけが凝っているだけでなく、機能も釜の出し入れ以外にもいろいろあって、この石窯を使って発電したり、お湯を供給したりすることができるらしい。
未完成なので、まだ発電能力などに改善の必要があるようだけれど、それを組み込む?!と思う発想がすごい。
このイベントが初お披露目だったようなのだけれど、肝心のピザの方はといいますと、
とかちマッシュを使ったピザは売り切れていたので、残りのチンクエフォルマッジォと、マルゲリータをオーダーするも、
スピーディだし、あいかわらずのクオリティ。
この石釜が自作した釜の4号機というだけあります。
ピザは流氷硝子館の中にあるカフェ、シーニック・カフェ帽子岩に持ち込みおっけーとのことなので、こちらでゆっくりと。
薪ストーブにあたりながらのピザなんて贅沢だわ。
十勝産小麦の生地と白糠酪恵舎のチーズをつかった、ナポリピザ風のマルゲリータはトマトの酸味とたっぷりチーズ、それにこの生地のおかげで、するするっと入ってくるし、
チンクエフォルマッジォの方は、クワトロじゃなくチンクエだから5種類のチーズのハーモニーが楽しめるというものだけれど、これもまた蜂蜜とあいまってイイ感じ。
しかし、このタイニーハウスのトレーラー、上から見ても凝った造りで、すごい。
しばらく追っかけしたいわ〜。って書いたら、怒られそう。
そうそう、目的はピザだけじゃないんですよ。
アウトレット市と番屋まつり、これも行ってきたのですが、こちらの方はまたいずれ。