もうずっと、クリスマスはおいしそうなケーキを買ってきて、丸鶏や七面鳥を丸焼きにするのが定番となっていた我が組。が、しかし今年はそれを見送ることを決断。と、そのわけはココに来ることにしたから。
標茶町虹別にある、ヘイゼルグラウスマナー。
このジョージアンスタイルの建物へ昼に食事で来ることはあっても、夜はお酒も飲めないしなと、訪れたことがなかったわけです。
それが今年、ちょっとした会話の流れで原野の方に誘っていただき、とうとう来てしまったわけ。
あちこちにクリスマスの装飾があって、綺麗だったりかわいかったりと、いい雰囲気。
まずはランチタイムにはデザートをいただくラウンジの方に案内され、メニューから食前酒を選んだりして、いざレストランへ。
たしか昨年くらいまではクリスマスディナーは特別メニューだったのですが、今年は通常のディナーにちょっとクリスマスの趣向が凝らされている形式に。
ということで、
食前酒にシャンパン……じゃないやスパークリングワイン、そのあとは赤ワインをいただきながら、
アミューズは、ウニの風味とファーブルトンとの味がいい感じの「塩水ウニのファーブルトン」
冷前菜は、かわいい見た目もさることながら、モッツァレラと上にのったものとのあわせもよく、トマトと毛蟹の方のあわせ方が新鮮でキャビアもマッチした「毛蟹とトマト 小さなモッツァレラチーズのアンサンブル キャヴィアを添えて」
ところでいつもの持ち帰りたいバゲットも当然出てくるのですが、前菜の画像の方の奥に写っているバターがほどよい厚みでしかもたっぷり。
温前菜は、パイ生地を割るといい香りが隣の席にいてもわかるくらいの「七面鳥のコンソメと黒トリュフのパイ包み スープ仕立て」
メインは2種類の魚料理のうち、タンタカとソースがいい感じの「活締めタンタカのポシェ 柚子風味のブールブランソース」
5種類の肉料理からそれぞれ、七面鳥のレア気味の風味と外側の食感が特徴的な、クリスマス特別料理「七面鳥のロティシュブレームソース」。下にはリゾット的なものが隠れていて、それとあわせて違った楽しみ方ができるのと、肝の部分なども別にローストされていて、それもいい感じ。
大粒の特徴的なマスタードのソースと豚のコンフィのあわせがいい「道産奄夢豚コンフィのキャベツ包み タスマニア産粒マスタードのソース」を。ちなみに奄夢豚は「まあむぶた」と読む江別の奄美大島の島豚の交配種らしいです。
デザートはバーの方で。
ちなみにこちらは喫煙可みたい。我が組は吸わないけれど。
窓から見えるライトアップされた松がクリスマスツリーのよう。
ちょっとこのあたりでは見ないような気がする、たくさんのお酒の中から組長はバー本日のオススメ……ではなく、ブランデーを。
こんなブランデーグラスにストレートでいただくなんて久しぶり。
最後に珈琲を。
おいしく、たのしく、贅沢な時間でした。
誘っていただき、ありがとうございました〜。