組員は、出発の時から、ちょっと様子がおかしかったのだけれど、あっという間にケージに入れられてしまったことと、車に組の者以外の人がいたから、ちょっと緊張しているのかなと思ってた。
病院に到着して検査前は、こんな感じでいつも通りの状態だったのだけれど……
毛玉が気になることを先生に相談したら、今日、刈っちゃいますかという流れになり、寒さについては注意してあげれば問題ないということもあったので、お願いしたら、組員は2時間後に……
こんな感じで刈られてしまい、ご機嫌も斜め。
帰りの車の中では、たまに怒ったりしていたけど、まあ館に着けば、収まるだろうなと思っていた。
が、甘かった!
どうやら、いろいろあったことに加え、しっぽの先にイライラきているらしく、視界に入ったら「シャーッ」っと怒って、歩いたり走ったりするんだけれど、座ったりすると、また視界に入るので怒る、唸るを繰り返し、あげくの果てに噛んだりして、痛いからさらに怒ったり。
袋とか箱に入ろうとするのだけれど、肌に何かあたると違和感を感じるのか、怒ったりするし、壁に接触しなくても、しっぽが視界に入って怒る。
簡易の服を着せてみたり、しっぽに何かを巻き付けようとしたりしたけど、効果はあまりなく、思いついた策が濡らすという作戦。
濡れたら形も匂いも変わったのか、少しの間だだけ怒らなくなったけど、乾いてきたらまた元に戻る……と思ったら、しっぽを舐めたりするようになったので、多少は収まってきた。
それでも落ち着かないので、心配だから、このまま居間で寝ようかと考えたけれど、やっぱり、いつもの通りにやってみようと寝室に連れて行ったら、とりあえずそのまま静かになっていたので、これで明日になったら戻ってるカナ〜っと思ったら
この調子で横になれないみたい。
あまり尻尾にも怒らなくなって、肌に何かが当たっても過剰な反応はほとんど見られなくなり、ちょっとはウロウロもするようになったのだけれど、
落ち着かない。
とりあえず膝の上にも来るんだけれど、すっかりは落ち着けないらしい。
さらに翌日になっても、その傾向は収まらないので、ちょっとやり方を変えて、こういう箱を用意したら、そこに入ったので、ちょっと入り口を狭めて、服をかけてやっていたら、そのまま横になった。
これで、ちょっとはマシになったのか、やっと膝の上でも少し横になれるようになった。
まる2日以上かかって、やっとこの状態だけど、とりあえず少しずつ改善しているみたいで、少し安心。
これを書いている時には、丸くなって寝ることもできるようになったしね。
がんばって!組員!
ところで、どうやら短毛種になったせいか、やっと灯油ストーブもいいものだという認識もできるようになったみたい。